築18年の家のリフォームは必要なのか?
高校を卒業後、社会人として仕事をして25歳で結婚。
28歳の時に念願のマイホームを購入しました。
ローンは25年を組んでいましたので、最低でも50歳になるまでは払い続ける必要があり、
50歳まで購入したマイホームで生活を送ることを想定して購入を決断しました。
しかし、25年というのは、長いもので色々とマイホームを購入時には想像がつかない現実が押し寄せ、結果としてマイホームを手放すこととなりました。
なぜ売ることになったのか?
マイホームを売ることになった理由は、子供が成人し我が家を離れて一人暮らしを始めたことと、
両親が体調を崩し実家を引き継がなくてはならなくなったことでした。
私の実家、地方で農業を営む家庭でした。しかし、私は農業に興味がなくそのため高校卒業後すぐに都会へ出て仕事をしました。
しかし、両親が高齢になったことから畑を手入れする者がいなくなり、雑草は生え荒地になっていました。
小さい頃に見た緑豊かなでいろんな作物が育った姿を知っているだけにこのままではいけないという気持ちがふつふつと湧き上がり、
実家の将来を見据えて気がかりになっていました。
また、私たち夫婦には1人の子供がいましたが、その子も大きくなり実家を出て行きました。
子供育てることなども想定して購入したマイホームでしたので妻と二人で住むには大きすぎてしまうため、不自由さを感じていました。
これらのことがタイミングが重なり、マイホームを売ることとなりました。
売ると決めてからやったこと(査定など)
実査にマイホームを売るために、管理会社に連絡をして不動産査定を行ってもうため、
一度電話で連絡を取り査定の日取りを抑えました。
初めての手続きでしたが特に困ることもなく、訪問していただき金額を聞いて販売するのか決めるという単純な流れでした。
売るまでの葛藤や悩み
マイホームを売ると考えた時に、葛藤はありました。
実はまたローンが2年残っていたことでした。
ロンーはせめて完済してから売りに出したかったことや思い出も詰まっているので、
なかなか簡単には手放したいと心から思うことはできず、しかし時間は待ってくれないのでどうしたものかと悩むこともありました。
地域に住む昔からの友人や子どもを通じて学校でのママ友なども妻にはできていたので、
マイホームを売り出し、せっかくできた友人とも離れ離れとなる生活の変化にも年齢を重ねた今となれば勇気のいることでした。
特に妻は、私の実家とは縁もなくまた一から友人を作ったりすることにストレスを感じるのではないかと心配になることもありました。
トラブルや考えていたことと違ったこと
特にマイホームを売る上でトラブルというものはありませんでした。
しかし、考えていたことと違ったことは、18年間住んでいる家なので、
可能であればリフォームをして綺麗な状態で売りに出す方が即決で次の家主が決まるという傾向があるということを聞き、
200万円ほどかけてリフォームをするのかどうか悩むところでした。
てっきりそのままの状態でマイホームを売りに出して買い手がつくと思っていたので、甘かったと思いました。
実際に売れた金額
実際売れた金額は、マンションの中古という扱いで800万円でいた。
目標は1000万円にしていたので、差額には正直納得はいきませんでしたしかたなく合意しました。
これから家を売る方にアドバイス
家を売るにも年々人口が減り、空室も増えているということを不動産屋から聞きました。
確かに街中を歩いていると誰も住んでいない手つかずの家もありますし、
そう考えると一度住んだ家を売るというのは少々難しくなっているのかもしれません。
そこで、不動産屋が教えてくれた、リフォームをして住める状態にしてから売りに出すという方法は確かにすぐに買い手がついたので
最善の方法かと言えます。
売るにもお金が必要な場合もありますので、これから家を売る人はお金を貯めておくことをお勧めします。"
家を高く売るには
我が家も地元のとっても親切な不動産会社さんとの出会いによって満足の行く売買が出来ました。
不動産一括見積もりを利用するのは、価格が高いところを選ぶわけではありません。
複数の業者さんに見積もりをお願いして、信頼できそうな業者を探すのがポイントです。
5社くらいの業者さんと話をすると、その業者さんの考え方などがわかります。
・高い見積もりを出すけど、営業をガンガンかけてくる人
・そっけない態度で、さっさと帰っちゃう人
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まずは一括見積もりをしてみてください。
金額も全く違いますが、営業マンや会社の姿勢がにじみ出てくるのでおすすめです。
注意点としては、言葉巧みな営業マンの口車には乗らないように!