突然の被災、そして自宅売却へ・・・
私は大震災を経験しました。
被災時に住んでいたマンションを売却した時の話しです。
元々家族はマンションに対して不満を抱いていました。
そして、あの地震で大きく揺れ内装がかなり壊れてしまいました。
構造自体には問題はなかったのですが、家族会議の末に自宅を売却することにしました。
自宅売却に向けて行った事
当時、周辺では被災による家屋の倒壊がかなり進んでおり、住宅需要が急増していた時期でした。
その為、自宅のポストには大手不動産会社を始めとし、色々な不動産会社から「売り物件求む」的なチラシが盛んに投函されていました。
その中から聞き覚えのあった大手不動産会社のチラシを選んで、電話して仲介を依頼したのです。
早速営業マンの方がやって来られ、自宅を見て回りました。
正直、壊れきった内装に「リフォームしてください」的な事を言われるかなあと思っていたのですが、その点は一切言われず、「このまま売りに出しましょう」との事でした。
「大丈夫なのだろうか?」と思いつつも、相手は専門家だしと信頼したのですが、結果は全く芳しくありませんでした。
事態急展開、そして売却完了へ
この様な事情があったので、結局、別の不動産会社へ変更したのですが、新しい不動産会社の担当の方は自宅を見て直ぐ、「リフォームしてください」と言ってきました。
なので、信頼できるリフォーム業者に内装を直して貰い、その後、再び販売チラシを投函して貰いました。
この時は早速お客さんが食いつき、とんとん拍子で話が進み、売却に成功しました。
被災物件との事で、売却価格は覚悟はしていましたが、チラシに記載の価格よりは200万円程度の減額ですみ、思っていたよりは良かったと言うのが実感です。
色々と紆余曲折のあった自宅売却でしたが、タイミングや有能な仲介業者との出会いにより、マイナスポイントが大きかったにも関らず、売却に成功できた次第です。
不動産売却の成否は、物件自体の良し悪しよりもタイミングと仲介業者の力により大きく影響されるのではないかと思った経験でした。
家を高く売るには
我が家も地元のとっても親切な不動産会社さんとの出会いによって満足の行く売買が出来ました。
不動産一括見積もりを利用するのは、価格が高いところを選ぶわけではありません。
複数の業者さんに見積もりをお願いして、信頼できそうな業者を探すのがポイントです。
5社くらいの業者さんと話をすると、その業者さんの考え方などがわかります。
・高い見積もりを出すけど、営業をガンガンかけてくる人
・そっけない態度で、さっさと帰っちゃう人
・親身になって話を聞いてくれて裏表のない人
まずは一括見積もりをしてみてください。
金額も全く違いますが、営業マンや会社の姿勢がにじみ出てくるのでおすすめです。
注意点としては、言葉巧みな営業マンの口車には乗らないように!